資料
マイクロゾーム抗体価測定用試薬セロディア-AMCの検討
土屋 彦治
1
,
佐藤 国彦
1
,
安藤 一夫
1
,
山田 良二
1
1湯河原厚生年金病院中央検査室
pp.99-101
発行日 1984年1月15日
Published Date 1984/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912103
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はじめに
抗マイクロゾーム価測定用試薬「セロディア-AMC」は富士レビオ㈱が開発した,ゼラチン粒子担体にヒト甲状腺組織から抽出精製したマイクロゾーム抗原を吸着させたもので,間接凝集反応によってヒト血清中の抗マイクロゾーム抗体価を測定し,甲状腺自己抗体による各種甲状腺疾患を血清学的に診断しようとするもので,マイクロタイター法用試薬である.
今回著者らは,本試薬を用いて感作粒子の耐用日数,現在使用中のマイクロゾームテスト,富士レビオ(マクロ法)との相関,マイクロ法,マイクロ法の個人差などについて検討したので大要を報告する.
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