資料
日立遠隔病理診断システムの使用経験
川北 勲
1
,
千田 龍吉
2
,
坂口 弘
3
1慶応義塾大学伊勢慶応病院中央検査室・病理
2慶応義塾大学伊勢慶応病院電子顕微鏡室
3慶応義塾大学医学部・病理学教室
pp.1557-1559
発行日 1983年11月15日
Published Date 1983/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912055
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はじめに
遠隔病理診断システム(Pathology Transfer Sys-tem)は,通常の電話同線を用いて光学顕微鏡(以下,光顕)の像を遠隔地に送り,そこで病理組織診断を行う機械である.この機械が日立電子株式会社で開発され,われわれも開発当初よりこれに関与しテストをしてきたわけであるが,今後使用する立場すなわち送受信側から,このシステムの目的,機械の概要,実験での使用経験,今後の問題点などについて述べることにする.
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