Japanese
English
研究
胸腹水試料における細胞の長期保存について
Long-term-Preservation of Cells from Ascites and Pleural Effusion
中島 昭
1
,
原田 英一
1
,
菅野 剛史
1
,
喜納 勇
2
Akira NAKAJIMA
1
,
Hidekazu HARADA
1
,
Takashi KANNO
1
,
Isamu KINO
2
1浜松医科大学附属病院検査部
2浜松医科大学病理学第一講座
1Dept. of Laboratory Medicine, Hamamatsu Univ., School of Medicine
2Dept. of Pathology, Hamamatsu Univ., School of Medicine
pp.1549-1555
発行日 1983年11月15日
Published Date 1983/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912054
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
細胞診のための胸水・腹水の試料の保存は,通常4℃の冷所にて行われ,保存期間が1〜3日間までの試料が各種検索の対象として用いられている1).しかし症例によっては,後日に新たな検索を試みようとすることはしばしば経験され,細胞の長期保存は必要不可欠なことと思われる.
今日,組織培養において,培養細胞の株の保存は日常的に行われている2)ので,穿刺試料の保存も十分可能であることが推定される.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.