増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル
第V章 病理解剖
7.試料の保存・管理
斉藤 信昭
1
1関東逓信病院病理診断科
pp.314-316
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903537
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はじめに
病院の病理検査室で剖検臓器や組織の保存と管理が重要であることはいうまでもない.大部分の臓器は通常ホルマリン固定の状態で保存する.しかし,特殊な検索を必要とする場合には,未固定のまま,ドライアイス・アセトンで急速に凍結するか,直接液体窒素に入れて急速凍結し,-70℃以下のディープフリーザーに保存する.
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