今月の主題 尿の臨床検査
座談会
医師は尿を診なくてよいか
鈴木 文夫
1
,
小磯 謙吉
2
,
林 康之
3
,
山田 律爾
4
1慈恵会医科大学第2内科
2東京大学医学部泌尿器科
3順天堂大学医学部臨床病理学
4獨協医科大学臨床病理学
pp.1042-1051
発行日 1982年9月15日
Published Date 1982/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911643
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医師が自分の眼で患者の尿を見ること,この単純な行為が,実は診療の意義を高め,それが患者にとっても大きな利益となって還元されるであろう.泌尿器科では必須の診療行為であるが,各科でも,検査部に検体を回す前に尿の性状を診ることによって得られる情報を,診療に活用されることを勧める.
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