特集 臨床神経生理学的検査の進歩
Ⅰ 脳波
7.視覚誘発電位
小口 芳久
1
1慶応義塾大学眼科
pp.1261-1266
発行日 1981年11月1日
Published Date 1981/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911385
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視覚による大脳誘発電位は,通常,視覚誘発電位(vi-sual evoked potential;VEP)と呼ばれ,視神経を含む視覚伝導路の機能の検査方法として,近年重要視されるようになってきている.歴史的には,Cigánek1)(1961年)のflash刺激によるVEPの報告以来さかんにflashVEPが行われてきたが,1970年代からはpattern刺激によるpattern VEPの時代になっており,刺激方法にも種々の改善がみられる.
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