Senior Course 血清
—血清検査法の基礎—赤血球凝集反応 Ⅱ
浅川 英男
1
1東京医歯大・中検
pp.560-561
発行日 1976年5月15日
Published Date 1976/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909382
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ワーラーローズ反応
慢性関節リウマチ患者の血清中にはリウマチ因子と言われる特殊のタンパクが出現する.しかし,このリウマチ因子は慢性関節リウマチばかりではなくて,免疫現象が身体の中で起こっていると思われる疾患にも証明されることがしだいに分かってきた.反面リウマチ因子は多様性をもっていることも証明された.Lospllutoはリウマチ因子として,
(1)Factor Iヒトγグロブリンとウサギγグロブリンと反応するもの,
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