技術解説
コイルプラネット遠心器による検査
柴田 進
1
,
山田 治
1
1川崎医大・内科
pp.373-382
発行日 1976年4月15日
Published Date 1976/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909334
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コイルプラネット遠心器とは(図1)
普通の遠心器は1本の芯棒を軸にしな,遠心沈殿管(偶数を対称に配置)をこの軸の周りに回転させて,沈降管に入れた液内の浮遊物を遠心力によって沈殿させる装置である.それは遠心器が大型であろうと小型であろうとすべて同じである.
コイルプラネット遠心器(coil planet centri-fuge)はこれと違って遠心軸を2本もっている一風変わった遠心器である.その特徴をあげると次のとおりである(図1参照).
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