臨床検査の問題点・70
肺真菌症の検査
池本 秀雄
1
,
杉山 千代志
2
1現在順天堂大
2結核予防会結核研究所附属療養所検査科
pp.46-51
発行日 1975年1月15日
Published Date 1975/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908836
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最近,深在性真菌症が注目されるようになって真菌の検査が目だって増えている.しかし,検査室ではその手技はまだ徹底せず,培養・同定に問題が多い.そこで真菌の性質と培地の選択,培養温度と時間の関係,同定の程度など,最も頻度の高いCandida, Aspergillusをとりあけ検討する.(カットはAbsidiaglaucaのスライトカルチャーで,種々の発育段階の胞子嚢,ストロンなどがみられる)
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