新しいキットの紹介
クレアチンホスフォキナーゼのC-ZymeTM Enzyme Reagent測定法の検討
村上 郁子
1
,
竹久 元彬
1
,
八島 弘昌
1
1県立広島病院第2研究検査科
pp.1308-1312
発行日 1974年11月15日
Published Date 1974/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908756
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はじめに
1934年にLohman1)がクレアチン+ATPCPK⇔クレアチンリン酸+ADPの反応が筋収縮に関与することを見出して以来,各種神経筋疾患の診断のために血清クレアチンホスフォキナーゼ(以下CPK)の測定法が研究されてきた.
現在繁用されている測定方法としては (1)正反応系における方法
a)クレアチンリン酸からリンを遊離させて測定する2).
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