座談会
臨床検査と溶血
松村 義寛
1
,
松橋 直
2
,
松崎 廣子
3
,
天木 一太
4
1東京女医大生化学
2東大医科研アレルギー学研究部
3東京警察病院中検
4日大第1内科
pp.862-868
発行日 1974年8月15日
Published Date 1974/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908631
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溶血とは赤血球からヘモグロビンが遊出することであり,生体の内外で起こる.臨床検査では,補体結合反応,ASLOなど溶血のぐあいを見る検査もあるが,大半は測定にさしつかえる"困った状態"であり,検査データに大きな影響を及ぼす.そこで,今月は溶血のいろいろな原因を明らかにし,その防止策を考えてみたい.
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