Laboratory Medicine 異常値の出るメカニズム・13
溶血の検査
河合 忠
1
1自治医大臨床病理学
pp.281-284
発行日 1979年2月10日
Published Date 1979/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402215774
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溶血が亢進する病態,すなわち溶血性疾患は前回の表1にまとめたが,溶血の原因は図1のごとくになる.溶血性疾患の診断は,まず溶血亢進があるか否かを検査することから始まり,次に溶血があるとき,どのような原因で起こっているかを鑑別することになる.今回は,溶血の有無を診断する検査についてまとめてみよう.
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