特集 自動化臨床検査法
血清
自動化機器の血清学的応用—マイクロタイターの自動化
河合 忠
1
1日大・臨床病理
pp.1367-1369
発行日 1973年11月1日
Published Date 1973/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908314
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使用機器の概要
オートタイター(Autotiter)は血清試料の倍数希釈,抗原溶液・補体液などの試薬類の添加,ループの洗浄・滅菌などの繁雑な操作を自動化し,しかも微量検査で小型のトレイを使うためにインキュベーションに要するスペースも少なくてすむ.
本器は図1に示すように,長さ70cm,奥行き50cm,高さ30cmの機械で,制御パネル,希釈液・試薬を添加する部分,検体を一定量吸引し攪拌する部分,添加装置・攪拌装置を移動させるキャリッジ,攪拌・吸引装置を洗浄,乾燥,滅菌する部分,およびトレイから成る(図1).
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