Japanese
English
研究
マイクロタイター法の寒冷凝集反応への応用
Application of Microtiter System on the Cold Agglutinin Reactionation.
山岸 安子
1
,
中尾 文子
1
,
河合 忠
1
Yasuko YAMAGISHI
1
,
Fumiko NAKAO
1
,
Tadashi KAWAI
1
1自治医科大学臨床病理
1Dept. of Clinical Pathology, Jichi Medical School
pp.389-392
発行日 1979年4月15日
Published Date 1979/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915073
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
寒冷凝集素は正常人でも血清中に存在するがそのほとんどは64倍以下である.しかし,寒冷凝集素症,マイコプラスマ肺炎また,伝染性単核症などにおいても高値を示すことから,寒冷凝集反応の臨床的意義が大きく,日常検査における寒冷凝集反応の占める割合は大きい.私たちは寒冷凝集素価測定に試験管法を用いているが,検体数の増加に伴い検査法の省力化が望まれた,そこでマイクロタイターによる測定法を検討し,方法を設定したので報告する.
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.