私たちの検査室
検査を支えるものは人である—岩手医科大学中央臨床検査部
pp.1149-1152
発行日 1973年10月15日
Published Date 1973/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908258
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この検査部の中央化は,昭和35年に始まり,昭和45年新病棟の完成とともに,患者検査は新外来棟2階の中央,検体検査は旧病棟2階の一画を占め,現在45名の部員を擁するまでに発展した.この特殊な配置の長短を補うため,エアーシューター,集中採血制など,きめの細かいくふうがこらされている.
とりたてて紹介すべき新しい自動機器も,独自なシステムもないが,部員の平均在職期間が長いのは,単に居心地の良さによるよりも,精度管理に裏付けられた技術への自信と,開発研究の奨励に促きれた創造への意欲による面が大きいのではなかろうか.
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