検査機器のメカニズム・20
デンシトメーター
小峰 仙一
1
1杏林大生化学
pp.932-933
発行日 1973年8月15日
Published Date 1973/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908195
- 有料閲覧
- 文献概要
構造
現在市販されているデンシトメーターはほとんどが自記式である.その基本的な性能は吸光度(Optical Density;OD)およびその積分を自記することであるが,各分画峰に対応するODの積分値や,各分画の百分率まで自動的に算出,印宇するものもある.
機構(図1)をその機能から分けると,4部に分けられる.すなわち,①光学系,②試料送り装置,③受光部(泳動図を通過した光の強さを対数噌幅して,ODおよびその積分を求める),④演算記録部(③の結果を記録し,さらには各分画比を算出し,表示や印字を行なう)である.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.