Senior Course 病理
凍結法の実際(3)
堀 浩
1
1北大理学部・動物学
pp.701
発行日 1973年6月15日
Published Date 1973/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908135
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4.固定組織の凍結法(前号より)
すでに固定されている組織の場合は別として,新たに固定しようとする時は,固定液の浸透がよいようにできるだけ組織を薄く切る(3-5mm).
特にグルタールアルデヒドは浸透力が弱く,ごく表面のみが良く固定されるにすぎない.したがって一般にはホルマリンのほうを推奨する.
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