新しいキットの紹介
血清遊離脂肪酸測定試薬(NEFA・栄研)の検討
前畑 英介
1
,
水口 清美
1
,
中 甫
1
1三井記念病院中央検査部
pp.1149-1152
発行日 1972年10月15日
Published Date 1972/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907787
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今日,最も繁用されている血清遊離脂肪酸(以下,NEFAという)の測定法にはCu錯体を用いたDuncombe1,2),Itayaら3,4)およびLaurellら5)の方法などがあり,またCo錯体を用いたNovák6)およびElphick7)法などがある.
NEFA測定を原理的に大別11)すると,血清からクロロホルムなどの有機溶媒でNEFAを抽出し,抽出されたNEFAを選択的にアルカリ水溶性の錯金属と配位結合させて,この配位された金属をキレート呈色剤で発色させて比色定量する.
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