新しいキットの紹介
色素結合基質による血清,尿中アミラーゼ活性の測定—反応時間を短縮する改法
大水 幸雄
1
,
佐々木 禎一
2
,
今野 清子
1札医大病院中検
2札医大中検
pp.1455-1457
発行日 1971年12月15日
Published Date 1971/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907464
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はじめに
最近色素結合基質(いわゆるChromogenic substrate)を用いる血清,尿中のα-アミラーゼ活性測定法が注目をあびている.
すなわち,Remazolbrilliant Blue Rと結合したデンプン粒子1),Reactone Red 2Bの結合したアミロペクチン2,3),Cibachron Blue F 3GA結合デンプン(Bluestarch)4-7)などが基質と用いられ,その従来法よりすぐれた精度はわれわれの興味をひくものである.
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