Senior Course 生理1
ガスクロマトグラフィー(2)—応用
村林 彰
1,2
1伊豆逓信病院臨床検査科
2関東逓信病院第2臨床検査科
pp.622
発行日 1971年6月15日
Published Date 1971/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907239
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1.血液ガス
Van Slyke法によるO2含量の測定は,測定に時間がかかり,熟練を要するなどの欠点があり,前回のGC法の原理で述べたように,操作が簡単で分析時間が短く,精度がよい,データ処理が可能であるなどの点で,GC法がVan Slyke法に替わろうとしている.
ガス抽出法には,(1) Van Slyke装置を利用するもの,(2)高真空抽出装置を用いる法,(3)キャリヤーガスのBubblingによるもの,などがある.ここでは,(3)について,測定法を述べる.
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