研究
採痰法と採痰時間を異にしての連続耐性検査によるSM,PAS,INH耐性不一致の検討
馬場 真
1
,
小路 昭夫
2
1国立療養所東京病院
2竹丘病院検査室
pp.1478-1480
発行日 1970年12月15日
Published Date 1970/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907048
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各種抗結核剤治療にもかかわらず結核菌が陰性化しない重症肺結核例でも,各薬剤耐性が検査ごとに必ずしも一定しない場合にしばしば遭遇する.その原因は検査側にも生体側にも存在すると思われるが,私たちは今回少数例ではあるが採痰法と採痰時間をかえて連続的耐性検査を試み,SM,PAS,INH耐性の不一致について検討したので報告する.
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