研究
オートアナライザー(no-blank法)による血清アルカリホスファターゼの測定経験
秋吉 省三
1
,
宮原 侑子
1
,
白川 充
1
1国家公務員共済組合連合会浜の町病院臨床検査部
pp.1021-1024
発行日 1970年10月15日
Published Date 1970/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906938
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オートアナライザー(以下A.A.と略)によるアルカリホスファターゼ(以下ALPと略)活性値測定には,フェニールリン酸を基質とする方法1-3)とp—ニトロフェニールリン酸を基質とする方法4-6)とが一般に利用されている.前者はKind-King法あるいはその変法を,後者はBessey-Lowry法をそれぞれ自動化したものであるが,最近はさらにその他の方法7-9)も利用されている.
当院においても,検査業務能率化の必要に迫られて,ALP活性値測定の自動化を思いたったが,Marshら1)の方法では盲検値測定の煩雑さがあるため,AXelssonら2)によるno-blank法を採用することにした.
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