カラーグラフ
やけどの病理
平山 峻
1
1東京警察病院熱傷センター
pp.620-621
発行日 1970年7月15日
Published Date 1970/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906827
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やけどは人類の発達史とともに現われ,その治療法は遠く紀元前ソクラテスのころから始まり,現在に至るまで数々のすぐれた治療法が行なわれるようになった.
やけどを治療する際最もたいせつなことは,その病態生理を知ることである.範囲の狭い軽度のやけどの治療はともかくとしても,広範囲の重症のやけどの際に起こる局所変化,全身反応を1つずつ解明・対処していくことにより,1人でも多くの重症患者を救命することができよう.
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