研究
血清アルドラーゼ比色測定法についての検討—血清量と活性との関係
小坂 恵子
1
,
谷奥 美代子
1
,
南部 久
1
,
松島 六郎
1
1愛知県済生会病院研究検査科
pp.521-523
発行日 1969年6月15日
Published Date 1969/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906451
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はじめに
動物組織のアルドラーゼの活性測定法については,Sibley, Lehninger1)が詳細な検討を行ない,この方法を用いて担癌動物組織や癌患者の血清についての値を報告している2).今日この方法が日常臨床検査法(比色法)の基本となっているが,血清量と酵素活性の関係についての検討が行なわれていない.本報告はこの点に着目して行なった実験経果をまとめたものである.
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