特集 一般臨床検査の要点—受験者の手引きを兼ねて
化学
佐藤 春枝
1
1前橋赤十字病院臨床検査部
pp.658-661
発行日 1963年9月15日
Published Date 1963/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906157
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1.モイレングラハト黄疸指数測定法
肝機能検査の中のビリルビン代謝に関する検査法の一つであり,血中ビリルビンの増量の程度を概略的に測る検査法である。
血漿中の黄色は主として血中ビリルビンによるものであるから,ビリルビンと同一色調を持つ重クロム酸カリウムを標準液として比色することにより,黄疸の程度を知ることができる。
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