研究
血清トランスアミナーゼ活性値測定試薬(関東化学社製)の検討
山形 敞一
1
,
海藤 勇
2
,
涌井 和夫
2
,
長島 慎
2
,
佐藤 俊一
2
,
伊藤 清
2
YAMAGATA SHOICHI
1
,
KAITO ISAMU
2
,
WAKUI KAZUO
2
1東北大学医学部山形内科
2東北大学医学部山形内科教室
pp.143-147
発行日 1963年2月15日
Published Date 1963/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906080
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I.はじめに
血清Transaminase活性値測定の重要なことは,Wroblewski & La Due1)により心筋梗塞時の上昇が指摘されて以来多くの臨床成績の一致しているところである2)〜5)。
しかるにTransaminaseは心筋梗塞だけでなく,各種肝疾患時の診断にも広く利用されており,さらに血清内活性値のほかに組織内活性値の測定も始められ6)〜8),各種疾患の病態生理の理解に役立っている。
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