用語解説
Somogyi-Nelson法
松村 義寛
pp.620
発行日 1962年9月15日
Published Date 1962/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906016
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水酸化亜鉛の量は前者とほぼ同じであるがややアルカリ性を強くし室温で除タンパクを行なっている。
除タンパク濾液を炭酸重炭酸緩衝液あるいはリン酸緩衝液中で第二銅イオンと反応させ糖質による還元を行なわせる。その結果亜酸化銅が生ずるが,亜酸化銅は酸素にふれると第二銅に戻る性質がある。これが逆酸化であって逆酸化が起こるとせっかく生じた亜酸化銅が消失することになるから測定ができない。
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