用語解説
Hagedorn-Jensen法
松村 義寛
pp.619
発行日 1962年9月15日
Published Date 1962/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906015
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水酸化亜鉛の比較的うすい液を用いて煮沸凝固を併用した除タンパク法によるものであるから,チオネインやグルタチオンは除かれていない。
除タンパク濾液に対して炭酸ナトリウムによる弱アルカリ性中でフェリシアン塩の一定量を煮沸する。糖質の還元作用により,当量のフェロシアン塩が生じ,フェリシアン塩は減少する。フェロシアンは空気酸化を受けないので逆酸化は起こらない。
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