研究
糞便潜血反応の比較実験
影山 信雄
1
,
岩越 栄子
1
1社会保険中京病院中央検査科
pp.61-62
発行日 1962年1月15日
Published Date 1962/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905921
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はじめに
潰瘍,赤痢,腸チフス等のような消化管の潰瘍性機転を起こす疾患の診断,ならびに治療上の道標として糞便の潜在出血を検することは,その血量の多寡,出血の持続性を知るためにきわめて重要である。われわれが日常多量の潜血反応を実施するに当っていかなる方法が最も簡易,かつ迅速であるかを知るために比較実験したので,報告し,御批判を仰ぐ次第である。
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