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微量超遠心ヘマトクリツト法の毛細ガラス管に番号をつける方法
梶野 君子
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1日大板橋病院中央検査科血液室
pp.682
発行日 1959年12月15日
Published Date 1959/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905645
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微量超遠心ヘマトクリツト法はウイントローブ法に較べると,血液が少量でまにあい,数分間で遠沈がおわり,便利な方法ですが,遠沈管が毛細管のため,患者名や番号をつけるのに苦労します。緒方・松橋先生らは毛細管の1点にしるしをつけ,そのしるしの高さで番号を現わす方法を書いておられますが,私たちは毛細管にマジツクインキでいくつかの点をしるし,その点の数で番号を表わす方法を行なつて便利に感じていますからご紹介しようと思います。
この方法を,もうすこしくわしく説明しますと次のようになります。
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