対談
血液塗抹標本の見方(その6)
天木 一太
1
,
小宮 陽子
2
1日本大学医学部比企内科教室
2日本大学板橋病院中央検査科血液室
pp.690-692
発行日 1959年12月15日
Published Date 1959/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905647
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8.白血病Leukemiaについて
天木 白血病は血液疾患のうちでも最も重要なものの1つで,検査をする人もこの疾患にはいつも気をつけていて,見のがすことのないようにしなければなりません。どのような場合に白血病が疑われますか。
小宮 白血球数が著しく増加しているとき,白血球の幼若形が血中に出現するとき,それから血小板の減少のあるときです。
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