技術解説
血液と髄液の細菌検査法
高橋 昭三
1
1東京大学医学部細菌学教室
pp.555-559
発行日 1957年12月15日
Published Date 1957/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905419
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
血液と髄液は,細菌等が全く居ないのが正常である。従つて,この中から細菌が検出されたならば,かならず異常である。更に,血液から血清を分離すれば,血清学的反応を行う事が出来,髄液はそのまゝこの材料となる。
髄液の細菌学的検査は,血液の検査に準じて行われる事が多いから,先ず血液の検査法について述べる事とする。
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.