座談会
胸部レ線撮影について(Ⅱ)
樫田 良精
1
,
田坂 晧
2
,
綱川 高美
3
,
関 忠孝
4
,
樋口 喜代治
5
,
松村 義寛
6
,
松橋 直
7
,
高橋 昭三
8
1東大臨床検査部
2東大
3結核予防会保生園
4都立豊島病院
5岩手医科大学
6東女医大生化学
7東大血清学
8東大細菌学教室
pp.534-542
発行日 1957年12月15日
Published Date 1957/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905416
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現像のよいコース
樫田 それからバツト現像の良いコースを一つお願いしたいですね。
樋口 先ず生フイルムを扱うところは,必ず完全な暗室でないといけません。大抵の場合暗室は非常に汚ない,湿度は露点に近い状態でございます。これはそこに働く者だけではどうにもならない設備の問題ですが,出来るだけ清潔にすることが大切です。水流しは酸及びアルカリに耐える材質を用うることが大切で一般には鉛板張りかコンクリートで作るのが安あがりです。
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