特集 細胞診―21世紀への展望
第1章 細胞診―現状の問題点と今後の方向性
9.国際交流
前田 昭太郎
1
,
片山 博徳
1
,
浅野 伍朗
2
Shotaro MAEDA
1
,
Hironori KATAYAMA
1
,
Goro ASANO
2
1日本医科大学付属多摩永山病院病理部
2日本医科大学病理学教室
pp.1202-1204
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904533
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はじめに
近年の細胞診の進歩は飛躍的であり,細胞診を通じての国際交流もめざましいが,いままでにも増して21世紀には諸外国との交流が盛んになると思われる.
国際交流で重要なことは,お互いに対等の立場で協力しあい,お互いに相手から多くのことを学ぶことにある.どちらか一方が奉仕する,あるいは恩恵をこうむるなどと考えるならばそれは国際交流ではなく,単に国際援助に過ぎない.
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