今月の主題 テレメディスン(遠隔医療)
事例
遠隔病理診断(テレパソロジー)―今後の見通し
澤井 高志
1
,
宇月 美和
1
Takashi SAWAI
1
,
Miwa UZUKI
1
1岩手医科大学医学部病理学第一講座
キーワード:
遠隔医療
,
テレメディスン
,
遠隔病理診断
,
テレパソロジー
,
マルチメディア
,
迅速診断
,
保険診療化
Keyword:
遠隔医療
,
テレメディスン
,
遠隔病理診断
,
テレパソロジー
,
マルチメディア
,
迅速診断
,
保険診療化
pp.965-969
発行日 2000年9月15日
Published Date 2000/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904479
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厚生省は2000年4月から遠隔病理診断(テレパソロジー)を診療報酬の1つとして認めた.このことは,医療情報化時代,遠隔医療の幕開けとして歓迎すべきことである.しかし,実施対象となる施設には制限がついており,料金も遠隔加算のない迅速診断料として認められただけである.病理医の少ない現状から生じている医療の格差を是正すべく生まれたテレパソロジーの今後の発展が期待される.
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