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第5回アジア臨床病理学会議(The Fifth AsianConference of Clinical Pathology)が第45回日本臨床病理学会に引き続き,1998年11月13日,14日に高知市の高知会館で開催された.出席者は総計185名で,その内訳は日本から127名,韓国35名,中国6名,台湾7名,インドネシア4名,トルコ1名,マレーシア1名,タイ1名,イタリア1名,アメリカ2名などであった.
内容はシンポジウム2題,口演24題,ポスター発表52演題と盛会であった.日本臨床病理学会とのジョイントで,遠藤治郎会長の司会によりNIHのDr.Weinsteinの"Gs-alpha knockouts in mice andmen"招待講演があった.ノックアウトマウスを用いてAlbright hereditadry osteodystrophyの発現機序の解析に関する研究成果を発表した.Luncheon Sem-inarとしてRoche Diagnostics社後援による"Prog-ress of Diagnosis and Monitoring in HIV Infection"と河合忠先生の司会により,JCCLSの活動,NCCLSのGlobal Standardizationの講演があった.教育講演として,国立循環器病センターの松尾寿之先生より"New Profiles of Natriuretic Hormones"があった.櫻林郁之介日本臨床病理学会会長より"ClinicalDecision Levels on the Serum Lipids Abnormality inJapan"の講演があり,わが国の脂質代謝異常の診断基準や治療基準がアジア各国の流目を集めた.
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