Japanese
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資料
ヘパプラスチンテストを用いるヘパリン活性測定の試み
Monitoring of Plasma Heparin Activity by a Modified Hepaprastin Test
岡本 茂高
1
,
藤田 直久
2
,
吉村 学
2
Sigetaka OKAMOTO
1
,
Naohisa FUJITA
2
,
Manabu YOSHIMURA
2
1京都府立医科大学附属病院臨床検査部
2京都府立医科大学附属病院臨床医学教室
1Department of Clinical Laboratory, Kyoto Prefectual University of Medicine
2Department of Clinical Laboratory & Medicine, Kyoto Prefectual University of Medicine
キーワード:
ヘパリン
,
HPT変法
,
ヘパリンモニター
Keyword:
ヘパリン
,
HPT変法
,
ヘパリンモニター
pp.827-831
発行日 1998年7月15日
Published Date 1998/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903796
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ヘパリンの抗凝固作用はAT Ⅲと協同して抗トロンビン作用を発現するほか,第Ⅹ a,第Ⅸ a,第ⅩⅡ a因子などに対する阻止因子もあるが,特に,第Ⅱ因子と第Ⅹ因子量とを反映する検査法を考えた.
これに適した検査はヘパプラスチンテストであると考えられる.このヘパプラスチンの反応は外因性領域で進行し,試薬中には第Ⅰ,第Ⅴ,第Ⅷ,第Ⅸ,第ⅩⅠ,第ⅩⅡ,第ⅩⅢ,リン脂質,Ca, AT Ⅲなどの因子を十分含有しているため,その凝固時間は第Ⅱ,第Ⅶ,第X因子量によって決定される.このことから,AT Ⅲ量とFDP量のみについて検討した.
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