今月の主題 臨床検査情報処理の将来
診療支援のための検査情報処理
緊急検査
富田 光春
1
,
藍田 仁史
1
Mitsuharu TOMITA
1
,
Hitoshi AIDA
1
1横須賀共済病院中央検査科
キーワード:
緊急検査システム
,
クライアント・サーバー形式
,
宿日直検査
Keyword:
緊急検査システム
,
クライアント・サーバー形式
,
宿日直検査
pp.657-661
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903754
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緊急検査のシステムを構築の際,考慮すべき重要な点は,検体受付時の受付方法,検体処理における作業効率・簡易性,安全かつ迅速な結果報告が挙げられ,これらのことを基本に緊急検査システムを構築する必要がある.当院の緊急検査システム(宿日直検査を含む)は,2台のパソコンでクライアント・サーバー形式をとり,並列作業を可能にすることで上記の大部分が改善された.また,受付画面のレイアウトの工夫,測定の進行状況をオンラインモニター画面で確認し,結果入力や確認時の安全性などを考慮したシステムの構築を行った.
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