今月の主題 臨床検査情報処理の将来
将来への展望
臨床検査情報システム―過去の評価と今後への期待
岡田 正彦
1
,
中村 明
2
,
松戸 隆之
1
Masahiko OKADA
1
,
Akira NAKAMURA
2
,
Takayuki MATSUDO
1
1新潟大学医学部検査診断学講座
2新潟大学医学部附属病院検査部
キーワード:
評価
,
付加価値
,
広域化
Keyword:
評価
,
付加価値
,
広域化
pp.622-626
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903747
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過去に行われた情報システム構築の努力を分析し,評価を試みるとともに,今後への期待について考察する.システムの評価には,経済上のメリット,作業の効率化,そして医療の質的向上の3つの視点がある.これらを念頭に置いて過去を振り返ると,情報システムに関しては必ずしも期待どおりにいかなかった試みもあった.臨床検査情報システムは変革のときを迎えており,付加価値と広域化が今後の課題であると考えられる.
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