今月の主題 肥満
技術解説
レプチンの測定―測定値の意味するもの
飯田 満
1,2
,
村上 尚
1
,
島 健二
1
Mitsuru IIDA
1,2
,
Takashi MURAKAMI
1
,
Kenji SHIMA
1
1徳島大学医学部臨床検査医学
2大塚製薬(株)大塚アッセイ研究所
キーワード:
血中レプチン濃度
,
体脂肪率
,
BMI
,
RIA
Keyword:
血中レプチン濃度
,
体脂肪率
,
BMI
,
RIA
pp.423-429
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903701
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近年,肥満にかかわるいくつかの分子パラメーターが明らかになり,その一翼を担うレプチンもそのレセプターのクローニングなどによって急速に研究が進展した分野である。レプチンの血中測定が可能になり,レプチンの生体に及ぼすさまざまな作用が明らかとなってきた.本稿では,筆者らのレプチン測定系の開発の概要と,その測定値の臨床的な意味合いを,最近の知見を交えて紹介した.
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