研究・調査
肥満および隠れ肥満者に対する取り組みやすさを考慮した運動・栄養介入指導の効果についての検討
吉村 良孝
1
,
佐藤 亜美
,
今村 裕行
,
次森 久江
,
樋園 和仁
,
山口 さくら
1別府大学 食物栄養科学部食物栄養学科
キーワード:
体重
,
肥満
,
BMI
,
栄養指導
,
体脂肪率
,
体脂肪分布
,
レジスタンストレーニング
,
食物摂取頻度調査
,
ホメオスタシスモデルアセスメント
Keyword:
Body Mass Index
,
Body Weight
,
Obesity
,
Resistance Training
,
Body Fat Distribution
pp.403-408
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2021338648
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
目的:本研究では、肥満者と隠れ肥満者に対して取り組みやすい運動・栄養指導を実施し、その効果について検討した。方法:被験者は、健康的な女子大学生6名である。介入期間は8週間であり、運動指導は週2回の頻度で実施し、栄養指導は2週間に1回の個別面接を行った。結果:体重、BMI、体脂肪率、体脂肪量は有意に減少した。除脂肪体重は変化がなかった。HOMA-IRは平均値では変化がなかったが、個別でみると基準値を上回っていた3名のうち2名は基準値内に低下した。考察:今回実施した内容は、取り組みやすい運動・栄養介入指導であったため、被験者は自身の生活習慣を見直し修正する機会をつくることができ、そのことが今回の結果につながったと考えられた。
Copyright© 2021 Ishiyaku Pub,Inc. All rights reserved.