今月の主題 臨床化学分析の指示反応系
指示反応系の特徴と問題点
H2O2-POD系
青山 典仁
1
Norihito AOYAMA
1
1協和メデックス(株)学術部生化学グループ課
キーワード:
モル吸光係数(ε)
,
極大吸収波長(λmax)
,
トリンダー試薬
Keyword:
モル吸光係数(ε)
,
極大吸収波長(λmax)
,
トリンダー試薬
pp.1014-1019
発行日 1997年9月15日
Published Date 1997/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903417
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Trinderが4-アミノアンチピリンとフェノールの組み合わせをグルコースオキシダーゼを用いたグルコースの比色定量に用いて以来,臨床検査の分野における酵素的測定法の爆発的普及と並行して,特にオキシダーゼ系における発色試薬の研究開発が盛んに行われてきた.共存物質の影響を受けにくい,安定でより高感度な発色試薬を目ざしてカップリング型とロイコ型の発色試薬が数多く合成され,モル吸光係数の理論的限界に近い105前後の色素を生成する化合物も実用化されている.
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