今月の主題 臨床化学分析の指示反応系
指示反応系の特徴と問題点
NADH-ホルマザン系―水溶性ホルマザン
石山 宗孝
1
Munetaka ISHIYAMA
1
1(株)同仁化学研究所研究部研究課
キーワード:
水溶性ホルマザン
,
NADH
,
テトラゾリウム塩
Keyword:
水溶性ホルマザン
,
NADH
,
テトラゾリウム塩
pp.995-1000
発行日 1997年9月15日
Published Date 1997/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903415
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
テトラゾリウム塩を用いる生化学検査においては,生成するホルマザンの沈着による測定系の汚染が大きな問題であった.水溶性ホルマザンを生成する新規テトラゾリウム塩(WSTシリーズ)を開発したことにより,この問題を解決することができた.また発色感度も従来のNitro-TBより高く,生化学検査への適用が期待される.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.