今月の主題 臨床化学分析の指示反応系
指示反応系の特徴と問題点
NAD(P)H定量法
池田 昌郁
1
,
渡津 吉史
1
Masafumi IKEDA
1
,
Yoshifumi WATAZU
1
1国際試薬(株)研究開発部
キーワード:
NAD(P)H
,
ピリジン系脱水素酵素
,
精度
Keyword:
NAD(P)H
,
ピリジン系脱水素酵素
,
精度
pp.989-993
発行日 1997年9月15日
Published Date 1997/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903413
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臨床検査における生化学項目の測定に用いられている指示反応には,過酸化水素定量法,ホルマザン定量法,合成基質定量法,NAD(P)H定量法などがある.この中でNAD(P)H定量法は,生体内の還元性物質をはじめとする干渉物質の影響を受け難く,変動がきわめて少ないNAD(P)Hのモル吸光係数を用いることができる利点を有しており,日常検査の精度を更に向上させる方法である.
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