シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編
DNA修飾酵素の種類と使い方
中川原 寛一
1
,
森 光子
1
,
三岡 周子
1
,
稲毛 礼子
1
Kan-ichi NAKAGAWARA
1
,
Mitsuko MORI
1
,
Chikako MITSUOKA
1
,
Reiko INAGE
1
1日本遺伝子研究所
キーワード:
DNA
,
DNA修飾酵素
,
遺伝子クローニング
Keyword:
DNA
,
DNA修飾酵素
,
遺伝子クローニング
pp.1317-1325
発行日 1996年11月15日
Published Date 1996/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903168
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はじめに
DNA修飾酵素はプローブDNAに32Pや蛍光標識をラベルするときに使用するin vitro labeling酵素類やポリメラーゼ(polymerase)を除き,その用途は圧倒的に遺伝子クローニングを対象したものが多い.そのため,臨床検査の現場ではDNA修飾酵素の種類と使用方法などについて,詳しく知る機会はそう多くはないであろうし,またin vitro labeling酵素類の使い方にも目的に応じてさまざまあることが意外に知られていない.そこで,DNA修飾酵素の種類とその使い方について解説する.
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