Japanese
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シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編
制限酵素の種類と使い方
中川原 寛一
1
,
森 光子
1
,
三岡 周子
1
Kanichi NAKAGAWARA
1
,
Mitsuko MORI
1
,
Chikako MITSUOKA
1
1日本遺伝子研究所
キーワード:
制限酵素
,
DNA
,
遺伝子検査
Keyword:
制限酵素
,
DNA
,
遺伝子検査
pp.826-835
発行日 1996年7月15日
Published Date 1996/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902976
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
特定の遺伝子あるいはその中の一部分を取り出す際に必要なのは,一定の部位で切断する技術である.このような目的に使われるのが制限酵素である.この酵素は二本鎖DNAの特定の塩基配列を認識し,その部分あるいは近くで切って断片にする酵素のことである.今日では当たり前のように使っている制限酵素は,実は1970年以降やっと見い出されたものである.制限酵素として初めて大腸菌から分離されたEco BやEcoKはI型酵素に属するが,酵素が認識する塩基配列とDNAの切断点とが異なるなど,複雑な性質のため特異的なDNAの断片を得る目的には利用できなかった.その後,単純な性質を持ったHemophilusinflnenzaeのⅡ型酵素が発見されてから特異的なDNAの断片を調整するうえで遺伝子操作の実験に欠かせないものとなったのである.

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