Japanese
English
研究
HPLC/カラムスイッチング法を用いた尿中ヒポキサンチン,キサンチンの自動分析法
Automated Determination of Urinary Hypoxanthine and Xanthine by HPLC with Column Switching
鷲見 聡
1,3
,
木戸内 清
2
,
大場 悟
3
,
和田 義郎
3
Satoshi SUMI
1,3
,
Kiyoshi KIDOUCHI
2
,
Satoru OHBA
3
,
Yoshiro WADA
3
1名古屋市児童福祉センター小児科
2名古屋市立東市民病院小児科
3名古屋市立大学医科部小児科
1Department of Pediatrics, Nagoya City Child Welfare Center
2Department of Pediatrics, Nagoya Higashi General Hospital
3Department of Pediatrics, Nagoya City University Medical school
キーワード:
高速液体クロマトグラフィ
,
ヒポキサンチン
,
キサンチン
,
オキシプリン
,
カラムスイッチング
Keyword:
高速液体クロマトグラフィ
,
ヒポキサンチン
,
キサンチン
,
オキシプリン
,
カラムスイッチング
pp.485-488
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902454
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HPLC/カラムスイッチング法では2種類の異なる性質のカラムで2度連続的に展開するため,尿中の代謝産物の高分離が可能である.この方法を用いて測定した結果,健康幼児(2~6歳)の尿中ヒポキサンチンは23.9±12.6μmol/mmol Cr,キサンチンは27.9±11.6μmol/mmolCr,健康小児(7~15歳)のヒポキサンチンは10.8±5.89μmol/mmol Cr.キサンチンは12.6±7.41μmol/mmolcr,健康成人(30~49歳)のヒポキサンチンは7.41±3.58μmol/mmol Cr,キサンチンは7.66±6.27μmol/mmolCrであった.HPLC/カラムスイッチングは正確かつ簡便な方法であり,幅広い応用が期待できる.
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