今月の主題 血液疾患をめぐる新しい検査
技術解説
微少残存白血病細胞の検出
柵木 信男
1
Nobuo MASEKI
1
1埼玉県立がんセンター第三診療部血液科
キーワード:
白血病
,
微少残存腫瘍細胞
,
PCR法
Keyword:
白血病
,
微少残存腫瘍細胞
,
PCR法
pp.1191-1195
発行日 1993年11月15日
Published Date 1993/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901790
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微少残存白血病細胞を検出するためのさまざまな検査方法が開発されている.特に,分子生物学的手法の導入により高感度の検査法が臨床応用されるようになった.しかし,各検査法ともその信頼性や応用範囲に問題があり,結果の解釈には慎重を要する.したがって,現時点では各症例の病型に適したいくつかの検査法を組み合わせて総合的に微少残存白血病細胞の有無を判断する必要がある.〔臨床検査37(12):1191-1195,1993〕
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