今月の主題 甲状腺の検査
技術解説
画像診断
横山 直方
1
,
和泉 元衛
2
Naokata YOKOYAMA
1
,
Motomori IZUMI
2
1長崎大学医学部第一内科
2長崎済生会病院内科
キーワード:
超音波検査
,
頸部X線
,
頸部CT
,
頸部MRI
Keyword:
超音波検査
,
頸部X線
,
頸部CT
,
頸部MRI
pp.615-618
発行日 1993年6月15日
Published Date 1993/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901559
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甲状腺の画像検査として,超音波検査とCT (またはMRI)が中心となる.超音波検査は無侵襲性,操作の迅速・簡便性から,日常診療における画像検査のfirst choiceとなっている.び漫性甲状腺腫では甲状腺の大きさの測定,潜在性結節の検出,結節性甲状腺腫では内部構造の変化に基づく悪性度の評価,嚢胞性変化の把握に有用である.CT(MRI)は,腫瘍の進展度,周囲組織への圧排,浸潤の把握に有用である.〔臨床検査37(6):615-618,1993〕
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