Japanese
English
資料
腫瘍マーカーPIVKA-Ⅱ測定用検体としての血清
Serum as Specimen for Measurement of Tumor-Marker PIVKA-Ⅱ
新井 智子
1
,
川上 圭子
1
,
塚田 敏彦
1
,
中山 年正
1
Tomoko ARAI
1
,
Keiko KAWAKAMI
1
,
Toshihiko TSUKADA
1
,
Toshimasa NAKAYAMA
1
1虎の門病院臨床化学検査部
1Toranomon Hospital
キーワード:
PIVKA-Ⅱ
,
血漿と血清
,
腫瘍マーカー
,
肝細胞癌
Keyword:
PIVKA-Ⅱ
,
血漿と血清
,
腫瘍マーカー
,
肝細胞癌
pp.429-430
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901510
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- Abstract 文献概要
PIVKA-II測定用検体としてのクエン酸血漿と血清の比較を行った.血漿PIVKA-II値がカットオフ値(0.07AU/ml)付近以上の肝疾患患者を対象とし,同時採血した血清を測定した.全例の相関関係は,回帰式У=1.11χ-0.09(χ:血漿,У:血清〉,相関係数γ=0.995であり,クエン酸溶液による希釈を考慮に入れると両者は事実上一致し,血清によるPIVKA-II測定に重大な問題は認められなかった.
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